畳は日本独自の住宅設備です。これは、日本独特の気候風土が大きくかかわっています。日本は、列島四方を海に囲まれており、四季に恵まれ欧米に比べ高温多湿で、特に夏は湿度が高い状態です。
そこで、畳はい草や畳本体で、部屋の湿度を調整しています。畳1枚には約500ccの水分を吸収してくれます。このように多くの水分を吸収できることから、特に梅雨から夏にかけてカビが発生しやすい環境が生まれます。カビの発生を防ぐためにも、毎日の取り扱いに注意が必要です。
畳の目に沿って掃除機をかけたり、窓を開けて外気を取り入れ換気をする などの取り扱いをしましょう。