畳表とは、畳の表面を覆っているいわゆるゴザのことを言います。
畳表はい草(最近では和紙表などもあります)を経糸(たていと)と緯糸(緯糸)で編み込まれたものです。
経糸は主に綿糸や麻糸を使っています。この経糸の本数などにより、い草がより多く編み込まれることにより品質が向上します。
【畳表の色】
最初は青々とした色をしていた畳表が、使っていると黄色から褐色に変化します。この褐色になっていたら、張替えの目安と言っていいでしょう。通常畳表を張り替えてから、5~10年がある程度の目安と言っていいでしょう。
【畳表の風合い】
表替をしてから数年経過すると、畳に光沢がなくなったり、擦り切れ・ささくれたり、割けてくることがあります。特にささくれて衣服に畳表がついてしまったら、張替えの目安・タイミングでしょう。